人類学演習・談話会

博物学としての人類学におけるフィールドと研究資材

石田 貴文 先生(京都大学ASAFAS特任研究員)

2023年12月08日(金)    16:50-18:35  理学部2号館201号室   

まっとうな研究をするにはデータが必要です。データを得るためには材料が必要です。材料は仮想空間にも有るのかも知れませんが、仮想空間を作るにも材料が必要だと思います。広義の人類学では有形無形の資料・試料を使い研究をしてきました。きれい事を言うと、私は(自分の興味を満たしつつ、)研究コミュニティーで共有できるよう、野外調査等で材料を収集してきました。共有できる研究資材の現状と、収集過程で得られた経験ならびに脱稿未遂データを紹介します。また、出席者の顔ぶれ次第で「人類学教室」の歴史もお伝えしたいと思います。

目次:(0)教室史;(1)野外調査;(2)細胞株化技術;(3)未脱稿データ(4)研究資材バンク

<今後の予定> 
12月 15日 勝村 啓史 先生(太田)
   22日 五月女 康作 先生(大橋) ※年内最終
1月  5日 未定