生物科学専攻 クライオ透過型電子顕微鏡施設 利用について
東京大学理学系研究科では、研究科に配備されたクライオ電子顕微鏡の利用に関して学内外を問わず募集しております。クライオ電子顕微鏡法はタンパク質をはじめとした生体高分子の立体構造を解明するための装置であり、2017年には開発に貢献した研究者3名にノーベル化学賞が与えられるなど近年注目を集めています。
理学系に配備されたクライオ電子顕微鏡は最新の直接電子検出器を装備しており、測定試料のスクリーニングや高分解能での構造解析に関して高い実用性を持ちます。
装置紹介
機種:クライオ透過型電子顕微鏡Glacios-UTN(Thermo Scientific社製)
設置場所:理学部1号館東棟地階 B178号室
性能
- 加速電圧:200kV
- 検出器:Falcon 4EC
- 試料ステージ:AutoGrid挿入型サイドエントリーステージ(最大12個までの試料を装填可能)
お知らせ
R5.12.1 理学部1号館クライオ透過型電子顕微鏡の利用受付を開始しました。
利用方法
利用にあたっては、利用料金が発生いたします。
利用希望者は、下記の<利用申請の事務連絡先>にお問い合わせください。
利用申請等の手続きをご案内致します。
利用の流れ
- 事務連絡先に問い合わせ
- 利用申請書提出(利用年度毎に初回のみご提出)
- 利用登録フォームの入力
- 予約担当者と予約等の調整
- 設備利用
- 利用料金確認いただいた後、利用料の請求
リンク
利用規則(PDF)
料金表(PDF)
利用承認申請書(Word)
記入見本(PDF)
利用申請の事務連絡先
E-mail:cryoem★g.bs.s.u-tokyo.ac.jp
★を半角の@に置き換えてお使いください。
追加情報
謝辞、知財、報告については追って掲載します。