ごあいさつ

 
令和2年度から生物科学専攻長を拝命した久保です。申し上げるまでもなく当専攻は、世界でもトップレベルの教育・研究を推進する責務を負った研究大学の
部局として、生物科学分野において、その任務を果たす責務を負います。しかし現在、私たちは、新型コロナウイルスのパンデミックと言う、人類史上、未曾有の危機に直面しています。当専攻では、日本国政府や東京大学本部が決定する感染拡大防御のための方策を遵守しつつも、将来の人類の発展のための教育・研究を可能な限り推進するという、困難な任務を担うことになります。新型コロナウイルスの終息には1年にも及ぶ時間が必要との推測もありますが、当専攻の構成員を含む関係者の皆さま方におかれましては、この間、新型コロナウイルスに感染しないよう、最大限の警戒をして下さりますよう、お願い申し上げます。理学部生物学科のニュース欄に塚谷裕一学科長がご紹介しておられますように、当専攻の大橋順准教授は、ご専門の数理生物学的な解析から、新型コロナウイルス感染症による医療崩壊を防ぐためには、各個人が40%程度にまで活動量を下げることが必要であることを提案されています。これらの報告は、下記の「関連ページ」または本専攻のHPの2つのトップパネルでご覧いただけます。有効なワクチンの開発とともに、この提案が東京、日本、ひいては世界における新型コロナウイルス感染拡大の防止に貢献することを願っています。

令和2年4月1日
生物科学専攻長 久保健雄



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