公開講演会(第101回小石川植物園市民セミナー)

動く遺伝子と塩基配列によらない遺伝

角谷 徹仁 教授(東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻)

2018年11月17日(土)    14:00-15:30  東京大学本郷キャンパス内 理学部2号館 4階大講堂   

本専攻では、小石川植物園後援会との共催により、公開講演会(第101回小石川植物園市民セミナー)を、下記の通り開催します。今回は、本専攻の角谷徹仁教授による、遺伝学の新しい側面についての講演です。植物を用いて150年以上前に始まった遺伝学の考え方は、生物学全体に大きな影響を与えてきました。遺伝子の本体がDNAであることが突き止められ、DNAの構造が解明された後は、遺伝学はDNAの塩基配列の複製と伝達、情報発現として理解が進みましたが、一方でこの枠組みに収まらない遺伝現象から新たな仕組みも見つかってきています。本講演では、遺伝学の基礎から始め、遺伝学の世界を広げることになった二つの不思議な現象、動く遺伝子と塩基配列によらない遺伝を紹介し解説します。遺伝学の今を知る絶好の機会です。本学関係者や後援会会員に限らず、どなたでも参加できます。どうぞ皆様お誘い合わせの上、是非ご参加下さいますよう、ご案内申し上げます。

講師: 角谷 徹仁 教授(東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻)

演題: 「動く遺伝子と塩基配列によらない遺伝」

日時:11月17日(土)14時〜15時30分

場所:東京大学本郷キャンパス内 理学部2号館 4階大講堂

参加費:無料

参加申込:事前の参加申込が必要です。11月12日までに、往復葉書または電子メールにて小石川植物園後援会事務局までお申し込み下さい。

参加申込先:〒112-0001 文京区白山3-7-1
      東京大学大学院理学系研究科附属植物園内
      小石川植物園後援会事務局
      koishikawa-koenkai@koishikawa.gr.jp

問い合せ先:理学系研究科附属植物園
      杉山宗隆准教授(03-3814-0368)