2016/05/28

新刊


 新刊『森を食べる植物』(岩波書店)が出版されました。 日本初!の腐生植物の入門書です。普通の図鑑に載っていないレアな種類のカラー図版も豊富に入っています。
 さっそく讀賣新聞や雑誌「東京人」などに書評が出ました。
 ちなみに葉の形態形成の研究室としてはなぜ腐生植物なのか?と思われるかも知れませんが、「森を食べる」ことにして光合成をやめ、葉のサイズを縮小して鱗片化し、内部構造も単純化した腐生植物の葉は、葉の進化形態として1つの極致にあたる・・・というのが、著者の言い訳になっています。
 ともあれ腐生植物が気になる方は是非お求めを。