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プロジェクト project

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現在の研究

古代ゲノム解析プロジェクト:

 遺伝的多型をキーワードに様々なプロジェクトを進めている。古代ゲノム解析プロジェクトは、縄文人などかつて存在した人々と現代人が、どのような遺伝的な関係をもっているのか、明らかにする目的で進めている。さらに、古人骨ゲノム解析を発展させ、糞便の化石である糞石のゲノム解析にチャレンジしている。

少数民族ゲノム解析プロジェクト:

 ホモ・サピエンスは、約6万年という短い期間に地球上の様々な地域へ拡散した。その拡散の“記憶”をいまに伝える重要な証言が少数民族の人々であると私達は考える。私達は、特にタイの少数民族に着目し、彼らの生活様式や文化とゲノム多様性のつながりを探っている。

生理・代謝の多様性と遺伝的多型に関するプロジェクト:

 ホモ・サピエンスは、4~5万年前には熱帯の東南アジアへ、2~3万年前には極寒のシベリアに到達している。この拡散は、衣・食・住をふくむ文化的適応なくして成し得なかったことは明らかだ。一方、生物学的な環境適応は、どのようなプロセスで進んだのだろうか?私達はヒトの生理・代謝の多様性に着目する。環境要因の他に遺伝要因の影響を大きく受けると推察されるこうした多様性を明らかにするため、共同研究を含めた複数のプロジェクトを進めている。

野生メダカをもちいた実験進化学:

 ヒトのゲノム多様性を探る研究において避けられない1つの限界は「ヒトを実験対象とできない」ことにある。私達は10年ほど前から人類集団遺伝学のモデル生物としてメダカ(Oryzias latipes)をもちいた実験系の構築をおこなってきた。本プロジェクトは、北里大学医学部の勝村啓史准教授との共同研究で進めている。

人種差別問題・ゲノム倫理:

 これまで科学者の多くは「自分達は客観的に科学的事実を明らかにしている」という立場で研究を実践し、社会に対し研究成果を発表してきた。しかし、ヒトゲノム研究は、自分達自身のアイデンティティと関わる重大な情報を含むもので、これに関わる研究者は、どのような研究をおこない、その成果をどのように発表するか、大きな責任を負っている。本プロジェクトは、京都大学人科学研究所の竹沢泰子教授(文化人類学)との共同研究で進めている。