荻原研究室へようこそ

ヒトの身体構造は、なぜ今の我々のからだのように形づくられているのでしょうか?

本研究室では、ヒトの身体筋骨格構造の適応を、力学的視点から読み解き、直立二足歩行運動や、精密把握能力といった、ヒト特有の運動機能の進化を明らかにすることを目指しています。また得られた知見を、筋骨格系疾患の予防や治療へ応用する研究も推進しています。

研究方法としては、CTなどの医用断層画像に基づく3次元形態分析、モーションキャプチャシステム・ハイスピードカメラ・力センサを用いた動作分析、筋骨格モデルに基づく身体運動の計算機シミュレーション、などの生体力学的解析手法を主に用いています。それらを駆使して、ヒトの身体筋骨格系の形態と運動の進化に迫ろうとする、世界的にもユニークな人類進化研究を展開しています。

本研究室では、主にヒトと霊長類を研究対象としていますが、鳥の二足歩行や、イルカの遊泳動作の研究実績もあり、他の動物のロコモーションや機能形態学の研究も実施可能です。


新着情報

5月1日 William Sellers先生が、本研究室の特任教授(理学系研究科生物科学専攻・理学部生物学科)として、着任されました。

4月20日 荻原教授の解説記事が、「理学療法 - 臨床・研究・教育」に掲載されました。「足部疾患の形態的リスクファクターを探る」

4月20日 学振PD・松本優佳さんの、足底腱膜動態の可視化に関する研究論文が、Clinical Anatomy誌に掲載されました。

4月1日 UTokyoGSC-Nextプログラムの第三段階受講生が、本研究室で研究活動を行うことになりました。
「ヴァイオリン演奏時に脱力できる肩当ての開発」

4月1日 西沢康平先生が、本研究室の特任助教(理学系研究科生物科学専攻・理学部生物学科)として、着任されました。
研究室のメンバーに、博士課程1年生の臼井詩織さんが加わりました。

3月1日 ニホンザル二足歩行(スキップ)の力学メカニズムを明らかにした2編の論文(ドイツ・イエナ大学、京都大学との共同研究)が、Journal of Experimental Biology誌Journal of Experimental Zoology Part A誌に受理されました。

3月1日 研究室のメンバーに、特任研究員の西沢康平さん、外国人大学院生のEline Hazotteさんが加わりました。


プロジェクト

超適応プロジェクト

2020-2023 新学術領域研究
身体−脳の機能不全を克服する潜在的適応力のシステム論的理解
プロジェクトホームページ

交替劇プロジェクト

2010-2014 新学術領域研究
ネアンデルタールとサピエンス交替劇の真相:学習能力の進化に基づく実証的研究
プロジェクトホームページ
第5回研究大会

移動知プロジェクト

2005-2009 特定領域研究
身体・脳・環境の相互作用による適応的運動機能の発現:移動知の構成論的理解
プロジェクトホームページ

Ring!Ring!プロジェクト

2017-2018 平成29年度機械振興補助事業
確率共鳴現象と触覚呈示により歩行を補助するインテリジェントシューズの開発

2015-2016 平成27年度機械工業振興補助事業
慣性センサーを用いた高齢者転倒予防システムの開発

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