第5回理学系リトリートが2011年11月5〜6日に神奈川県大磯にて開催されました。生命科学系GCOE「生体シグナルを基盤とする統合生命学」は,理学系研究科,分子細胞生物学研究所,医学系研究科の3つの部局の連携によって,高度な教育研究体制を築くことを目指しています。本GCOE拠点では,毎年春に3部局全体,秋に理学系のリトリートを開催してきました。秋のリトリートは,理学系研究科に属する生物科学専攻,生物化学専攻の交流を目的としています。GCOE最終年度にあたる今年は,両専攻から約150名が参加しました。
今回は,互いの研究を知って今後の研究交流に役立ててもらうため,博士課程の参加者全員に発表の場を設けました。両専攻から計76題もの発表が行われ,活発な討論が交わされました。また,毎年恒例となった「学生交流会」を引き続き行いました。分野・学年を超えた人的交流の場がもたれ,盛況のうちに終了しました。
過去5回のリトリートによって,かつて両専攻の間にあった距離感がとても小さくなってきたことを実感できました。今後,本会で得られた人脈を基に両専攻が連携を強化して,より良い研究成果が生まれることを期待します。GCOE終了に伴い,本形式でのリトリートは今回で最後となりますが,これからも何らかの形で両専攻の定期的な交流が続いていくことを強く望みます。
最後に開催,運営に御協力いただいた方々に,ここで御礼申し上げます。
柳澤 春明(生物科学専攻 特任助教)
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