理学部イメージコンテストで優秀賞に選ばれました

田中彬寛君のクマムシ耐性タンパク質を発現したヒト培養細胞の写真が理学部イメージコンテストで優秀賞に選ばれました。

「ストレス環境に耐える三日月」(田中彬寛)

クマムシの宇宙生命科学に関する総説が別冊として再刊されました

医学のあゆみ(医歯薬出版)の宇宙生命科学の特集号(279巻6号)に寄稿したクマムシの和文総説「宇宙に耐える極限生物から切り拓く新たな放射線ストレス防衛機構の解明」が別冊として再刊されました。

別冊「医学のあゆみ」 宇宙生命科学の進歩と医学応用への展望

論文が公開されました

クマムシの耐性タンパク質がストレスに応答して繊維化し細胞を物理的に強化することで耐性を向上させることを示した田中彬寛君の論文が PLOS Biology 誌に掲載されました。

Tanaka A et al. Stress-dependent cell stiffening by tardigrade tolerance proteins that reversibly form a filamentous network and gel.
和文プレスリリース:クマムシ耐性タンパク質によるストレスに応答した細胞の硬化
英文プレスリリース:How tardigrades bear dehydration.

クマムシの総説が別冊として刊行されました

医学のあゆみ(医歯薬出版)280巻7号に寄稿していた和文総説「クマムシ:極限ストレス耐性のメカニズム-ヒトへの応用を展望して」が別冊「ユニークな実験動物を用いた医学研究」としてまとめられ刊行されました。
別冊「医学のあゆみ」 ユニークな実験動物を用いた医学研究

論文が公開されました

クマムシに CRISPR/Cas9 によるゲノム編集を適用した論文が BBRC 誌に掲載されました。特徴的な DNA 修復様式を示すことも報告しています。
Kumagai H et al. Application of CRISPR/Cas9 system and the preferred no-indel end-joining repair in tardigrades.

論文が公開されました

Zootaxa 誌に論文が掲載されました。
昨年ゲノムを公開したクマムシについて新種記載を行い、Paramacrobiotus metropolitanus と名付けました。
Sugiura K et al. Description of a model tardigrade Paramacrobiotus metropolitanus sp. nov. (Eutardigrada) from Japan with a summary of its life history, reproduction and genomics.

乾眠に関する Royal Society Meeting を開催

Royal Society のグラントでご一緒している英ダラム大学の Roy Quinlan さんと乾眠 (Anhydrobiosis) に関する Royal Society Meeting をオンラインで開催します。クマムシだけでなく、ネムリユスリカやアルテミア、植物の乾眠についての研究者をお招きするとともに、その分子原理として注目されている biopolymer の phase separation、あるいは乾眠の応用についての講演者にも参加いただき、幅広い議論をできればと思っています。

March 21st-23rd, Theo Murphy Scientific Meeting: Anhydrobiosis - cheating death and telling the tale
https://royalsociety.org/science-events-and-lectures/2022/03/anhydrobiosis-cheating-death-and-telling-the-tale/

和文総説「クマムシ:極限ストレス耐性のメカニズム」

医学のあゆみ(医歯薬出版)280巻7号に「ユニークな実験動物を用いた医学研究」として和文総説「クマムシ:極限ストレス耐性のメカニズム-ヒトへの応用を展望して」を寄稿しました。

学術変革領域(A)「非ドメイン型バイオポリマーの生物学」HPにブログ記事を寄稿

参加させていただいている学術変革領域(A)「非ドメイン型バイオポリマーの生物学」(2021年度開始)のHPに、クマムシ研究に始めるに至った経緯をブログ記事として寄稿いたしました。
「時を止める動物-クマムシ」
http://www.nondomain.org/archives/346

和文総説「宇宙に耐える極限生物から切り拓く新たな放射線ストレス防衛機構の解明」

医学のあゆみ(医歯薬出版)279巻6号に和文総説「宇宙に耐える極限生物から切り拓く新たな放射線ストレス防衛機構の解明」を寄稿しました。

プレプリントが公開されました。

プレプリントを bioRxiv に公開しました。
https://www.biorxiv.org/content/10.1101/2021.10.02.462891
クマムシ固有の耐性タンパク質であるCAHSがストレス依存性の新規な細胞骨格として振る舞い、乾燥時のクマムシ細胞の機械的強度の増加に寄与していることを示唆した内容です。
【動画】
高浸透圧ストレス依存に細胞骨格を形成する様子の動画
高浸透圧ストレスを除去することで細胞骨格様の構造が溶けるように無くなる様子の動画
※ このような挙動を示すCAHS3-GFP の発現ベクター(哺乳類培養細胞用)は2012年の論文で公開しており Addgene から入手可能です。
https://www.addgene.org/90031/

大隅基礎科学創成財団 第2回市民講座において招待講演を行いました

大隅基礎科学創成財団 第2回市民講座において「クマムシはどうやって極限環境に耐えるのか?」というタイトルで招待講演を行いました。

日本進化学会 第23回大会公開シンポジウムで招待講演を行いました

日本進化学会 第23回大会公開シンポジウムにおいて「放射線も平気?極限環境に耐える動物クマムシ」というタイトルで招待講演を行いました。

論文が公開されました

論文が Open Biology 誌に掲載されました。表紙もクマムシの写真です。
https://doi.org/10.1098/rsob.200413
当論文では、トレハロースを産生する雌雄異体型のクマムシ(チョウメイムシ・東京系統)についてゲノム・トランスクリプトーム解析を行い、クマムシではトレハロース合成酵素が複数系統で独立に水平伝播で獲得されていることを示しました。また、進化の過程で乾眠能力(と固有の耐性遺伝子)の獲得が先に起きていてトレハロースの獲得が後であることを示唆しました。

日本遺伝学会 第92回大会公開市民講座で招待講演を行いました

熊本大学で開催された日本遺伝学会 第92回大会公開市民講座において「宇宙にも耐える超絶動物クマムシ」というタイトルで招待講演を行いました。

新学術領域「宇宙に生きる」の総説論文が公開されました

新学術領域「宇宙に生きる」の総説論文 "Space Radiation Biology for “Living in Space”がBioMed Res Int に発表されました。

第2回理研科学者会議セミナーにおいて招待講演を行いました

第2回理研科学者会議セミナーにおいて「極限環境に耐える動物クマムシから切り拓く新たな耐性メカニズム」というタイトルで招待講演を行いました。

量子科学技術研究研究開発機構・高崎研にて招待講演を行いました

量子科学技術研究研究開発機構・高崎研究所において「放射線に耐える動物クマムシの耐性分子基盤と特質」というタイトルで招待講演を行いました。

第38回分子病理学研究会で招待講演を行いました

淡路島で開催された第38回分子病理学研究会において「極限環境に耐えるクマムシの耐性戦略」というタイトルで招待講演を行いました。

ウィーンバイオセンター・MFPLにて招待講演を行いました

和文総説「クマムシ-極限環境耐性と静的生命の新しい研究モデル」を寄稿しました

生体の科学(医学書院)69巻に和文総説「クマムシ-極限環境耐性と静的生命の新しい研究モデル」を寄稿しました。

日本寄生虫学会東日本支部大会で招待講演を行いました

自治医科大学で開催された第78回日本寄生虫学会東日本支部大会において「極限環境に耐えるクマムシの耐性戦略を読み解く」というタイトルで招待講演を行いました。

柴原礼良さんが優秀発表賞を受賞しました。

国際クマムシシンポジウムでDsupの発表を行った柴原礼良さんが優秀発表賞(Young Scientist Award)を受賞しました。

2018夏の講演予定

  • 2018.07.22(日)
    動物学会関東支部公開講演会
    「最強動物!?クマムシのサバイバル戦略を読み解く」

  • 2018.07.30(月)-08.03(金)
    第14回国際クマムシシンポジウム@コペンハーゲン
    基調講演 Kunieda T. "The rise of tardigrade-unique toolbox for extremotolerance."
    Saigo T et al. [Poster presentation]
    Shibahara R et al. [Poster presentation]

  • 2018.08.12(日)
    江戸川子ども未来館・実験教室
    「クマムシ-よみがえる小さな怪物を見よう」
    宇宙にさらしても大丈夫、驚異の耐性をもつ小さな動物クマムシの解説と耐性実験、復活の様子を顕微鏡で観察します

  • 2018.08.30(木)-08.31(金)
    第一回再生学異分野融合研究会@基礎生物学研
    「極限環境に耐えるクマムシの耐性戦略に迫る」
  • 國枝が准教授に昇任しました

    第2回クマムシ学研究会を開催しました

    2017年8月5日、東京大学理学部2号館大講堂におきまして、第2回クマムシ学研究会を開催しました。
    2006年12月に開催した第1回クマムシ研究会以来11年ぶりに同会場でのクマムシ関連集会の開催になり、18口演、約90名の方々に参加いただきました。
    足をお運びいただきましたみなさま、ありがとうございました。

    また、同研究会での発表が日経バイオテク(
    「30万円で新規ゲノム解読」)で取り上げられました。
    費用の内訳は、Oxford Nanopore MinION と Illumina HiSeq での解読が各 ~$1,000で、+DNA抽出試薬など。情報解析は
    遺伝研のスーパーコンピュータシステムを利用させていただきました。

    オープンキャンパスでの講演が東大TVで公開されました。

    昨年(2016年8月)のオープンキャンパスでの講演の動画が東大TV/YouTube で公開されました。
    【理学部】極限状態に耐える動物クマムシの秘密を探る(東大TV, YouTube)
    東大TV 特集:ムシムシパラダイス

    Dsup・クマムシゲノムに関する各種総説・解説が掲載されました

  • Hashimoto T, Kunieda T (2017) DNA Protection Protein, a Novel Mechanism of Radiation Tolerance: Lessons from Tardigrades. Life 7(2), E26. doi: 10.3390/life7020026.

  • 橋本拓磨、堀川大樹、國枝武和 (2017) クマムシ固有の新規タンパク質によるヒト培養細胞の放射線耐性の向上 放射線生物研究 52(1), 1-13.、

  • 橋本拓磨、國枝武和 (2017) クマムシのゲノムから発見した新規タンパク質Dsupはヒト培養細胞の放射線耐性を向上させる 実験医学 35(3), 445-448.、

  • 橋本拓磨、國枝武和 (2017) X線からヒト培養細胞を守るクマムシタンパク質Dsup バイオサイエンスとインダストリー 75(2), 102-103.、

  • 橋本拓磨、國枝武和 (2017) クマムシの極限環境耐性のためのゲノム戦略を読み解く バイオサイエンスとインダストリー 75(2), 131-133.

  • クマムシゲノムおよび耐性遺伝子(Dsup, CAHS, SAHS) の記事掲載

    ・クマムシゲノムおよび耐性遺伝子(Dsup, CAHS, SAHS) についてアメリカ化学会の C&EN 誌にまとめ記事 (by Ryan Cross; Nov 7, 2016)が掲載されました。
    ・Dsup が
    UniProt の Protein Spotlight (by Vivienne Baillie Gerritsen; Feb 2017) に取り上げられました。

    千里ライフサイエンス振興財団ニュースに掲載

    私達のクマムシ研究が千里ライフサイエンス振興財団ニュース(No.80、解体新書)に取り上げられました。
    http://www.senri-life.or.jp/lfnews/lf_pdf_80.pdf

    乾燥耐性の無いゲスイクマムシの飼育系の構築と生活史の論文(伊藤麻紀子・西郷永希子ら)が Zoological Journal of Linnean Society に掲載されました

    Ito M, et al. (2016) Establishment of an isogenic strain of the desiccation-sensitive tardigrade Isohypsibius myrops (Parachela, Eutardigrada) and its life history traits.

    橋本拓磨さんが東北大学医学部に助手として赴任されました

    ヨコヅナクマムシのゲノムから新規DNA保護タンパク質を同定した論文(橋本拓磨ら)が Nature Communications に掲載されました

    Hashimoto T, et al. (2016) Extremotolerant tardigrade genome and improved radiotolerance of human cultured cells by tardigrade-unique protein.

    ・東京大学理学系研究科における
    プレスリリースはこちら (2016.09.21 発表)
    ・以下の雑誌・メディアで紹介されました。
    BBCWashington PostWall Street JournalNew York TimesAFPBBInternational Business TimesBusiness InsiderTech TimesWorld Economic ForumSmithsonian MagazineScientific AmericanNew ScientistPopular ScienceScience DailyDiscoverPBSInverseUPISeekerMotherboardVimeoGENNature World NewsPhysQuartzBlickRT NetworkLe ScienzeThe VergeChina PostBangkok PostNature(News)、 Science(News)、 C&ENProtein Spotlight (UniProt)、 GIZMODOEngadgetYahoo! NewsAstrobiology Web
    朝日新聞毎日新聞共同通信産経新聞産経Biz日刊工業新聞静岡新聞琉球新報千葉日報、 宮崎日日新聞、 徳島新聞、 四国新聞、 佐賀新聞福井新聞、 時事通信、日本経済新聞、西日本新聞、河北新報、北海道新聞、山陰中央新報、上毛新聞、福島民報、 ITmediaNews PicksASCIIマイナビニュースなど。

    ・ヨコヅナクマムシのゲノム配列は
    DDBJより公開中です(BDGG01000001-BDGG01000199)
    アセンブリ統計値 [55.8 Mbp in span
    ; 199 scaffolds; N50= 4.7 Mbp (#4); N90= 1.3 Mbp (#15)]。

    ヨコヅナクマムシの配列データは下記に集約されています。
    クマムシゲノムプロジェクトはこちら
    NCBI Taxonomy Database
    [Ramazzottius varieornatus (tax_id=947166)]
    (※ゲノム配列がNCBIに反映されるためにはもう数日掛かりそうです 2016.09.21 Kunieda)

    クマムシのゲノムを解読した結論については
    上記プレスリリース論文をご覧ください。
    ゲノム解読を始めた当初、私達が何を考え、どんなことを期待していたのか、については2010年に行われた
    森山和道さんとの対談に詳しいです。どの予想が当たっていて、どの結果が予想外だったのか、今後の研究を進める上での方針についても示唆に富んだ対談です。

    ヤマクマムシの乾眠誘導へのPP1/PP2Aの関与を示した論文(近藤小雪ら)がPLoS ONEに掲載されました

    Kondo K, et al. (2015) Suggested Involvement of PP1/PP2A Activity and De Novo Gene Expression in Anhydrobiotic Survival in a Tardigrade, Hypsibius dujardini, by Chemical Genetic Approach.

    当論文を
    Chemical Biology 誌(2016年9巻1号、日本ケミカルバイオロジー学会)に取り上げていただき、表紙にクマムシを載せていただきました。
    ChemicalBiology2016vol9No1cover7

    田中冴さんが慶應大学医学部に助教として赴任されました

    クマムシの餌となるワムシの入手が容易になりました

    生物工学研(わむし屋)さんが、クマムシの餌となるツキガタワムシの取り扱いを始められました。
    オニクマムシやチョウメイムシ、ゲスイクマムシなどの肉食もしくは雑食性のクマムシの餌として優れています。クマムシの飼育を試みられる方はご参照下さい。
    http://www8.plala.or.jp/wamushiya/lecane/lecane.htm

    ミトコンドリア局在熱可溶性タンパク質の論文(田中冴ら)がPLoS ONEに掲載されました

    Tanaka S, et al. (2015) Novel Mitochondria-Targeted Heat-Soluble Proteins Identified in the Anhydrobiotic Tardigrade Improve Osmotic Tolerance of Human Cells.

    書籍「極限環境生命」が出版されました。

    極限環境に生息する生命を幅広く扱った教科書「極限環境生命 - 生命の起源を考え,その多様性に学ぶ -」(コロナ社)が出版されました。乾燥耐性生物の章を執筆しました。

    東京大学生命科学シンポジウム・優秀ポスター賞

    橋本拓磨君が第14回東京大学生命科学シンポジウムにおいて優秀ポスター賞を受賞しました。

    日本動物学会関東支部大会・若手研究者 最優秀発表賞

    橋本拓磨君が日本動物学会関東支部 第66回大会において若手研究者 最優秀発表賞を受賞しました。

    日本放射線影響学会・優秀ポスター賞

    橋本拓磨君が日本放射線影響学会 第56回大会において優秀ポスター賞を受賞しました。

    クマムシ固有の熱可溶性タンパク質 CAHS, SAHS を初めて同定した論文(山口理美ら)がPLoS ONEに掲載されました

    Yamaguchi A, et al. (2012) Two Novel Heat-Soluble Protein Families Abundantly Expressed in an Anhydrobiotic Tardigrade.

    極限環境生物学会・優秀ポスター賞

    当研究室の田中冴さん(M2)と橋本拓磨君(M1)のお二人が2011年の極限環境生物学会において優秀ポスター賞を受賞しました。

    極限環境生物学会・研究奨励賞

    國枝武和助教が極限環境生物学会・2010年度研究奨励賞を受賞しました。

    技術補佐員の募集ー終了いたしました

    ご応募いただきました方々にあつく御礼申し上げます。

    動物学ひろばに出展します

    日本動物学会 第81回東京大会2010で一般公開される動物学ひろばに参加します。
    9/25(土)午前10時から、東京大学駒場キャンパスで開催します。

    詳細は以下のサイトをご覧ください。
    http://www.zoology.or.jp/annual-meeting/2/index.asp?patten_cd=12&page_no=10

    クマムシの研究に携わっていただける技術補佐員の募集。

     新学術領域研究課題 『極限環境耐性動物クマムシが獲得した耐性メカニズムの解明』に携わっていただける技術補佐員1名を募集しております。

    ■詳細は以下をご参照ください。
    http://www.biol.s.u-tokyo.ac.jp/users/saibou/kuma/ad/ad.html
    http://www.s.u-tokyo.ac.jp/recruit/?id=83

    爆笑問題のニッポンの教養(NHK総合)に取り上げられました。

    8月3日 22:55 - 23:25 (NHK総合)に放送の
    『爆笑問題のニッポンの教養』に取り上げられました。

    http://www.nhk.or.jp/bakumon/previous/20100803.html

    ホームページ全面リニューアルしました

    クマムシ研究に関するホームページを全面リニューアルしました。