東京大学理学部 生物学科
2025年度 進学案内
担当教員・研究室一覧、講義一覧、カリキュラム
卒業研究紹介、卒業生からのメッセージ、Q&Aなど
理学部生物学科は1877年に設立され、長い歴史と多くの伝統を持っています。この間、多くの卒業生が世界の第一線で生物学分野を牽引する研究者として活躍するとともに、わが国の大学・大学院教育でも重要な役割を果たしてきました。生物学は、この長い歴史の中で大きな変遷とともに発展してきました。生物学科のカリキュラムも、この生物学の大きな流れの中で、最先端の研究分野を積極的に取り入れるとともに、それまでの伝統ある分野を守りつつその時代の生物学を学修できるように配慮されて作られています。生物学科と生物科学専攻の歴史についてはこちらもご覧ください。
生物学科の教育は主に、生物科学専攻の基幹講座と附属臨海実験所、附属植物園に所属する教員によって行われます。これらの教員は、生命の基本原理とその多様性の解明を目的として、分子レベルからオルガネラ、細胞、組織、器官、個体、集団のレベルにいたる、さまざまな生命現象を対象として研究しており、世界の生物学の各分野をリードする研究者たちでもあります。この教員のもと、進学した皆さんは、分子生物学・分子遺伝学・細胞生物学・生化学・生理学・発生生物学・集団遺伝学・理論生物学・生態学・系統分類学・進化生物学・人類学など、広範囲で多岐にわたる生物学の学問分野を学ぶことになります。生物学科の教育に携わる教員は50名を超え、学生定員24人に比べて非常に多く、徹底した少人数教育も生物学科の特徴の一つです。