「低次脳機能研究会」,略して「低脳研(ていのうけん)」というちょっとめずらしい名称の研究会活動についてご紹介する。「低脳研」であって「低能研」ではないことにご注意いただきたい。1字違うとえらい違いであり,我々は低能ではない(と思っている)。この研究会の名称は,昨今神経科学の分野で流行の「高次脳機能」研究の向こうを張って,高次ではない脳機能,つまり生命の基本を司る基本的脳機能,に関する研究を包括的に扱う,という大それた希望から案出した新語である。これは,96年8月の名古屋大学農学部山地畜産実験実習施設における第27回研究会終了後のバーベキューの席上で岡が提案し,満場一致(?)で決定した物である(酒の席なので,その場で適当に決まったのかもしれないが)。脚光を浴びて大きな研究費の庇護の元に展開される高次脳機能研究に対抗するパロディー的な意味合いもあったことは否定できない。この研究会のそもそもの始まりは,1990年7月にさかのぼる。ふとしたきっかけで,国内の比較的地理的にも近い研究室で,しかも世代的にも近い研究者(当時は,「いわゆる」若手研究者と言って良かったであろう)がGnRHペプチドや受容体,およびGnRHニューロンに関して,理学,医学(生理,解剖),農学(水産,獣医,畜産)などの諸分野で活躍していることがわかり,友が友を呼ぶ形で15名からなる「GnRHニューロン研究会」が創設された。この研究会の目的をご紹介するのに,後に科研費申請書に書いた文章から一部を引用してみる。
・・・動物は個体の恒常性を維持するために,自然環境を積極的に利用するように行動し,また種族保存のために生殖・社会行動を効率良く行わなければならない。このためには,環境の状態を的確に受けとめ,これに対して合目的的かつ適切に対処する能力を備えていなければならない。動物のこの能力を可能にしているのが,脳内の情報伝達機構(神経系,内分泌系,免疫系)である。この機構により,外界から受容した情報を適切に処理し,さらに,学習・記憶により自然環境に適応していくことができる。この中で重要な役割を演じているものの1つが,神経ペプチドである。本研究で対象とするゴナドトロピン放出ホルモン(GnRH)は従来視床下部−正中隆起系に存在して下垂体からのゴナドトロピン放出を調節するペプチドホルモンとして知られてきたが,現在ではこれに加えて,正中隆起ではなく脳内に広く投射する終神経
GnRH 系が存在すると考えられており,終神経系の GnRH は神経修飾物質として,行動,代謝,免疫などの様々な生体機能の制御にかかわる分子であるとの認識が急速に広まりつつある。我々は中枢神経系における可塑性や適応という重要な神経生物学的課題の解明に,その形態や機能において多様性に富む
GnRH 神経系が極めて優れたモデルになるとの着想を得た。そこで,我々は1990年7月に「GnRH ニューロン研究会」を発足させ,隔月に研究会を開催し,GnRH
ニューロンを中心に,脳内情報伝達機構に関する様々な問題について議論すると同時にメンバー間で数多くの共同研究を行ってきた。・・・
このような背景の元に研究会が発足したのであるが,90年の発足以来,93年までの間は何と隔月に一人ずつ会員が交代で演者となり,93年10月で第20回研究会を迎える,というハイペースで活動が進んだ。それ以降は回数を減らす代わりに1回に話題提供をする人の数を増やし,また,泊まりがけで研究を行うことにより,会員間の親睦も図ることにした。回を重ねる毎に(オリジナルメンバーが年を取るたびに),大学院生・学部生などの参加も増え,会員数も増加の一途をたどった。現在の会員数の正確なところは誰も把握していないが,少なく見積もっても大学院生,学部学生も含めると60〜80名「程度」いるはずである(結構適当だ)。この適当さがむしろ研究会が長続きしている秘訣かもしれないが,特に決まった会費を取っていなくて研究会をやるときにその場限りで実費を徴収する,という方法を採っているためであろう。初期の頃のこの研究会の特徴は,まず鮨を食べながらビールを飲み交わすところから研究会が開始する点にあった。そして,少し飲み食いしたところで演者一人が時間無制限でしゃべり始め,その間,質問,茶々入れ,その他勝手気ままに行いながら話が進む。一通り話が終わるとそのまま質疑応答が続き,その後適当に飲みながら話が続き,お開きになる。この方式は,酒を潤滑剤にして,話の途中でも普通のセミナー形式の発表よりずっと活発な質疑応答が始まり,議論が深まる,という利点を持っていた。このようにして始まった研究会は実に息長く続いており,現在までに既に34回の通常型式の研究会と,3回の国際シンポジウムを開いている(別表参照)。この3回の国際シンポジウムについて簡単にご紹介しよう。まず,97年11月22−23日,この年に横浜で開催された第13回国際比較内分泌学会のサテライトシンポジウムとして,岡とIshwarが中心となり,低脳研メンバーの全員が協力して,東大の山上会館で,International
Symposium on the Comparative Biology of GnRH Neuronsと題して国際シンポジウムを開催した。このシンポジウムには外国人参加者28名,日本人参加者70名が集まり,招待講演18題,一般講演(ポスター)25題の発表が行われ,初めてと言って良いGnRHに関する国際シンポジウムとして大変好評を博した。この成功に気を良くし,本年の6月2−4日,第14回国際比較内分泌学会のサテライトシンポジウムとして,マレーシアのペナンにおいて第2回のGnRH国際シンポジウムを開催することになっている(ホームページhttp://www.mmbs.s.u-tokyo.ac.jp/GnRH.htmlに詳しい情報が出ている)。また,この間,2000年12月には早稲田大学国際会議場で行われた,"Brain,
Nose, Pituitary"と言う国際シンポジウムのセッションとして,Multifunctional GnRH
Peptidergic System and the Brain Signal Transductionと称するセッションを岡がオーガナイズした。このセッションでは3人の外国人と4人の日本人の招待講演者が話題を提供し,活発な議論が展開された。同時に,大学院生を中心として,多数のポスター講演(全セッション合計で51題)も行われ,他のセッションの参加者も多数交えて議論の我が広がった。また,2000年でこの研究会活動が10周年を迎えたことを記念し,低脳研のメンバーを中心として,鋤鼻研究会(低脳研のメンバーも多数重複している)と合同で記念パーティーを行った。このようにして,低脳研の研究会活動は国際的にも広がりを見せ,外国のGnRH研究者の間ではJapanese
GnRH Maffia(またはGnRH Yakuza)として「知る人ぞ知る」存在になっている(と思っている)。低脳研活動はこれだけではない。平成7−8年度にはこの研究会の主要メンバーを研究組織とする総合研究(A)が採択された(「脳内情報伝達機構の可塑性と適応−GnRHニューロンの多機能性をモデルとして−」)。これには涙無しには聞けない裏話がある(笑いの涙か?)。いきなり総合研究に採択されるわけはなく,それまでにも3回ほど計画調書を書いて提出していたが,なしのつぶてであった。平成5年の調書では,オリジナルメンバーが相談して作った分担者のイメージをイラストにしたものを印刷して提出し,必勝を期していた。これは申請者が使っている動物のイラストを使って各自の分担課題をイラストで理解してもらうという斬新なものである(と私は信じていた)。しかしながら,これもまた不採択となった。それにもめげず,平成6年にはまた申請した。既に文章としては最善を尽くしたと言うことでほとんど変更をせず,そのかわりに,当時としては未だ普及していなかったカラープリンターでイラストをカラー化して提出した。これが見事に当たり,思いがけず,平成7−8年の採択となったのである。ある学会のニュースレターに科研費審査員の講評として,今年は計画調書にカラー印刷のものがあり,斬新な印象を受けた云々と言う文章が載っているのを後日発見し,ほくそ笑んだものである。科研費の調書は,まずは,読む人の目に留まらねばならないのだ,と納得した次第である。また,これに力を得て,平成9年度には科学研究費の公開促進費を得て,研究会のメンバーで執筆を分担した本「脳と生殖 GnRH神経系の進化と適応(学会出版センター;1998年)」を出版するに至った。
こうして,低脳研研究会活動は今年で14年目に入っており,現在は,約半年後に控えた第1回低脳研国際シンポジウム(正式名:International
Symposium on the Instinctive Brain Mechanisms Underlying the Basics
of Life)に向けて準備態勢に入っている。今後どのような形式で研究会活動を続けていくのかを現在研究会の中堅メンバーが計画しているが,この活動がいつまで続くのか楽しみである。10年以上もの長きにわたって,曲がりなりにも続いているのは,あまり肩を張らずに結構適当に,楽しみながらやっているのが案外秘訣なのかもしれない。
回数 | 日時 | 演者 | 演題 |
1 | 90/07/12(木) | 全員 | 自己紹介 |
2 | 90/09/13(木) | 岡 良隆 | 小型熱帯魚の脳を用いたGnRH免疫陽性な終神経系の研究 |
3 | 90/11/08(木) | 森 裕司 | 視床下部多ニューロン発射活動の連続記録によるシバヤギGnRHパルスジェネレーターの機能解析 |
4 | 91/01/17(木) | 脇坂 仁 | ジャコウネズミの終神経 |
5 | 91/03/14(木) | 小林 牧人 | キンギョのGnRH,GtH,ステロイド、および性行動 |
6 | 91/05/13(月) | 兵藤 晋 | In situ hybridization: 原理とその応用 |
7 | 91/07/15(月) | 市川 眞澄 | 嗅覚系に存在するGnRHニューロン |
8 | 91/09/09(月) | 西原 真杉 | ラットにおけるゴナドトロピン(GTH)分泌の中枢性調節 |
9 | 91/11/25(月) | 天野 勝文 | 魚類脳に存在する2種類のGnRH(sGnRH と cGnRH-II)の動態について |
山本 直之 | ドワーフグーラミーの脳内GnRH系 | ||
10 | 92/01/20(月) | 村上 志津子 | GnRHニューロンの起源ー脳の外から脳内へ |
11 | 92/03/16(月) | 前多 敬一郎 | 哺乳類に置いて生殖腺の活動を制御する中枢の機構「LHRH pulse generator」などというものがほんとうに存在するのか、という話 |
12 | 92/05/25(月) | 岡村 裕昭 | エストロゲンレセプター(ER)の分布、制御機構および作用について |
13 | 92/07/13(月) | 飯郷 雅之 | 魚類における生殖年周・日周リズムと松果体・網膜・メラトニン |
14 | 92/09/21(月) | 近藤 保彦 | 雌・雄ラットの性行動神経制御機構について |
15 | 92/11/27(金) | 長谷川 健 | ロードーシス反射の発現の雌雄差の神経機構 |
16 | 93/01/29(金) | 内山 博之 | 脊椎動物の終神経と網膜への投射系について |
17 | 93/03/19(金) | 服部 淳彦 | Single cell からのホルモン放出動態 |
18 | 93/05/29(土) | 親睦会 | 東大農学部附属牧場 |
19 | 93/07/02(金) | 朴 民根 | LRH13: Immunochemical characteristics and pineal GnRH-like substance |
20 | 93/10/23(土) | 田中 知己 | MUA記録法を用いたGnRH分泌調節機構の解析 |
-24(日)東大 | 横須賀 誠 | 脳内エストロジェン受容体の発生と機能 | |
理学部附属臨海実験所 | 片山 哲郎 | 下垂体におけるアクチビンとGnRHの作用とメカニズムについて | |
柳 美貞 | サイトカインのGnRHパルスジェネレ−タ−抑制効果について | ||
21 | 94/03/26(土) | 金 明煕 | キンギョの脳内におけるサケ型およびニワトリ型GnRH免疫養成細胞の分布と嗅索切断の影響 |
東大農学部7号館 | 芦原 基起 | ヒメマスのサケ型生殖腺刺激ホルモン放出ホルモン前駆cDNAの構造解析 | |
美津島 大 | GnRH分泌抑制を介したGABAによる性成熟発来抑制機構について | ||
宮東 昭彦 | 脳下垂体細胞の分化と機能発現機構(GnRHリセプターを中心として) | ||
22 | 94/06/10(金) | 松島 俊也 | テストステロンがウズラヒナの発生パターンを書き換える(?) |
-11(土)東大 | 奥沢 公一 | マダイのGnRHの種類と脳内における分布 | |
水産実験所 | 村橋 | 性ステロイドによるLHRH分泌に対する脳内フィードバックメカニズム | |
長谷 | 絶食によるLH分泌抑制にはPVNあるいはA2のエストロジェンフィードバックを必要とする | ||
23 | 95/01/28(土) | 束村 博子 | 性ステロイドのLHRH/LH分泌に対するフィードバックメカニズムについての一考 |
岡 良隆 | 終神経GnRH研究のアップデート | ||
24 | 95/05/19(金) | 市川 眞澄 | 鋤鼻神経感覚ニューロンの再生 |
東大理学部臨海実験所 | 向後 寛 | ラット卵巣におけるGnRH受容体mRNAの局在 | |
塚原 伸治 | 正中隆起におけるLHRH放出の制御について | ||
25 | 95/12/26(火)-27(水) | 班員全員 | 総合研究(A)班会議 |
南那須自然休養村 | |||
26 | 96/1/20(土)-21(日) | 総合研究成果発表会(班員全員) | |
東大理学部臨海実験所 | 班員全員 | ||
27 | 96/8/24(土)-25(日) | 小林 牧人 | 魚類の性行動およびGTH分泌における性的可逆性 |
名古屋大学農学部 | 岡 良隆 | ホヤにおけるGnRH神経系 | |
山地畜産実験実習施設 | 阿部 秀樹 | 終神経GnRH細胞のペースメーカー電位発生の基礎となるKチャンネルの解析 | |
石崎 摩美 | 炭素線維電極を用いたGnRH放出の測定の試み | ||
低脳研と改称 | 飯郷 雅之 | 魚類におけるサーカディアンシステムの多様性 | |
清 健太郎 | ハト概則中隔前野領域におけるGnRHニューロンとVIPニューロンの形態学的関係 | ||
吉田 淳子 | 鍬鼻嗅覚系の発生 | ||
近藤 保彦 | 雄ラットの性行動における性的覚醒要素の神経調節 | ||
28 | 96/11/9(土)-10(日) | 金 明煕 | In situ hybridization 法によるキンギョのサケ型GnRHの発現動態の検出 |
東京大学農学部附属牧場 | 黒田 朝生 | ラット新生児視床下部組織のorganotypic cultureからのGnRH放出 | |
森山 隆太郎 | 延髄最後野に存在する低血糖感受性細胞について | ||
早川 泰之 | アカハライモリ嗅覚系の解剖学的解析 | ||
坂内 慎 | 視床下部腹内側核の機能発現におけるGABA合成酵素アイソザイムの役割-HVJ-liposome法を用いたアンンチセンスODN投与の効果 | ||
市丸 徹 | 雌シバヤギの視床下部GnRHパルスジェネレーターにおよぼす雄フェロモン持続呈示の影響 | ||
来住 修 | シバヤギの視床下部神経活動におよぼすエンドトキシン投与の影響 | ||
29 | 97/06/20(金)-21(土) | 鈴木 正寿 | cDNAサブトラクション法による脳の性分化関連遺伝子の同定 |
東大理学部臨海実験所 | 岩本 由美子 | Activity Stressにおける視床下部走行ニューロンの役割 | |
宮下 知之 | ラット脳における内向き整流性KイオンチャネルIRKIおよびムスカリニックKイオンチャネルGIRKI蛋白の局在 | ||
元永 耕三 | ダウン症とペリフェリン遺伝子 | ||
大宮 恭子 | 視床下部室傍核へのノルアドレナリン局所投与の脳内エストロジェン受容体発現に対する効果 | ||
束村 博子 | モチリンのLH分泌抑制作用について | ||
大蔵 聡 | ニホンザルは低次脳機能研究のモデル動物となりうるか? | ||
松岡 勝人 | 匂い記憶はシナプスの可塑的変化により形成維持される | ||
特別 | 97/11/22-23 | International Symposium on the Comparative Biology of GnRH neurons | |
東大山上会館 | |||
30 | 98/06/19(金)-20(土) | 小林 牧人 | エストラジオールがキンギョの雄の性行動に及ぼす影響 |
東大理学部臨海実験所 | 東崎 秀信 | 大腸菌によるキンギョGTHサブユニットの発現および精製 | |
水澤 寛太 | ニジマス網膜におけるアリルアルキルアミン N-アセチルトランスフェラーゼ遺伝子発現の光周期による制御 | ||
村本 和世 | 嗅球初代培養ニューロン間のシナプス形成 | ||
瀧上 周 | 抗フェロモンレセプタ−抗体の作製 | ||
鈴木 正寿 | 新生ラットへのグラニュリン・アンチセンスDNA処置による雄性行動の抑制 | ||
坂内 慎 | 視床下部内側底部におけるGABA合成酵素GADアイソザイムの分布 | ||
池邑 良太 | 摂食行動の制御に関与する新規脳内遺伝子の探索 | ||
菊水 健史 | 記憶と動機付けの同時評価系の確立 | ||
宮下 知之 | 代謝型グルタミン酸/Ca2+受容体遺伝子を導入したCHO細胞の形態変化 | ||
塚原 伸治 | 正中隆起におけるgap junctionの局在とパルス状GnRH分泌における働き | ||
森山 隆太郎 | 低血糖に反応する延髄最後野の細胞 | ||
前川 文彦 | グルコカイネースとグルコーストランスポーター2の脳内局在 | ||
川口 真以子 | インスリン低血糖のラットLHサージに及ぼす影響 | ||
31 | 98/01/21(木) | 田中 知己 | パルス状GnRH分泌における脳内インスリンの役割: ヒツジ糖尿病モデルでの検討 |
東大理学部講義室 | 阿部 秀樹 | 終神経GnRH細胞のペースメーカー活動は自身の分泌するGnRHにより自己調節される? | |
32 | 99/05/14(金)-15(土) | 掛山正心 | 「neonatal estrogen 暴露による組織型プラスミノゲンアクチベーター(TPA)mRNAの部位特異的発現増強」 |
東大理学部臨海実験所 | 前川文彦 | 「摂食行動の性差-とくにMCHの役割について」 | |
松岡淳子 | 「嗅覚系におけるP2ニューロンの分布」 | ||
33 | 99/11/19-20 | 降旗泰史 | ヒト成長ホルモン遺伝子導入ラットにおける肥満成因とレプチン抵抗性について |
東大農学部牧場 | 茂木一孝 | シバヤギの成長ホルモン分泌動態について | |
粕谷悦子 | 霊長類における思春期開始機構:GABA, glutamate, LHRH | ||
Muhamed Shahab | Evidence for lipoprivic suppression of LH release | ||
34 | 2000/5/13-14 | 横須賀誠 | c-Fos 免疫組織化学染色をもちいた低次脳機能の解析 |
京都大学霊長類研究所 | 瀧上 周 | 哺乳類におけるG蛋白(Gi2,Go)を指標とした鋤鼻ニューロンの投射パターン | |
鈴木正寿 | エストロジェン処置による新生期ラット視床下部におけるグラニュリン遺伝子発現誘導?内分泌かく乱物質の標的因子としての可能性? | ||
木下美香 | 脳内におけるMelanin-concentrating-hormoneの発現について | ||
松原昭博 | 性ステロイドによる摂食量、および体重の変化 | ||
荒川貴美子 | 不安行動の性差について | ||
松山秀一 | ニホンザルのパルス状黄体形成ホルモン分泌に及ぼす脂肪酸代謝阻害の効果 | ||
特別 | 2000/12/06-08 | Brain Nose & Pituitary; International Symposium | |
早稲田大学国際会議場 | Session 6 Multifunctional GnRH peptidergic system and the brain signal transduction | ||
特別 | 2001/06/02-04 | Penang, Malaysia | 2nd International Symposium on the Comparative Biology of GnRH:Molecular forms and receptor |