Research

植物は遺伝学やエピジェネティクスの研究に適しており、メンデルやマクリントックの時代から、この分野を牽引してきました。
発生の可塑性が大きく、クロマチンを制御する因子の変異体でも生存し稔性を持つことが多いため、植物では幅広い研究が可能です。
さらに近年ではシロイヌナズナが、ゲノミクスの利用を組み合わせることにより、特に強力な実験系となっています。


私達は、主にシロイヌナズナを用いて、遺伝機構やエピジェネティック機構にアプローチしています。カバーする領域は、個体発生、
染色体制御、環境応答、ゲノム進化にまで及びます。以下の研究は大部分がすでに 論文になっていますが、興味を持たれた学生の方は、
角谷(tkak[at]bs.s.u-tokyo.ac.jp)まで連絡いただければ、さらに最新の未発表結果についても紹介します。この分野では頻繁に
意外な研究の展開があり、とてもexcitingです。前もって連絡いただければ、研究室の見学も歓迎します。(理学部2号館111室)