人類学講座・人類学セミナー
【5/22】人類学演習・談話会『女性の多婚的社会における子育て・複数父性出生率・女性の社会的交渉力の検討』
| 日時: | 2026年5月22日(金) 16:50-18:35 |
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| 場所: | 理学部2号館201号室 |
| 演者: | 寺本 理紗 先生(総合研究大学院大学) |
| 演題: | 女性の多婚的社会における子育て・複数父性出生率・女性の社会的交渉力の検討 |
| 主催: | |
| 共催: | |
| 後援: |
要旨
人間社会の主要な配偶システムは一夫一妻である、という見解は多くの人類学者に共有されています。一方で、一夫一妻制がどの程度維持されるかは、人類の文化・社会・生態的条件によって大きく異なることも広く認識されています。近年では、女性が同時に、あるいは連続的に複数の夫や恋人を持つことが社会的に許容される事例が報告されており、人間の女性の出産キャリアの多様性に注目が集まっています。発表者の調査地であるボツワナ共和国の調査集団においても、女性が生涯にわたって複数の父親との間に子どもを持ち、複数の父親と関わりながら子育てを経験することは珍しくありません。しかし一般に、女性が多婚的に出産・子育てを行うことには明確な利益が想定されにくく、むしろ不利に働く可能性もあります。それにもかかわらず、なぜこのような女性の出産パターンが集団内で広がり、維持されているのでしょうか。女性の多婚は結婚やパートナー関係の失敗の結果なのでしょうか。それとも、女性にとって何らかの利益があるために維持されているのでしょうか。本発表では、これらの問いに取り組むため、ボツワナ共和国で収集した複数のフィールドデータを用いた定量分析の結果を報告します。具体的には、本集団における子育ての実態、女性のパートナー数と子ども数の関係、男性の多婚が出生数に及ぼす影響、男性が女性の多婚に対して抱く見解、さらに女性の自立性・社会的交渉力・日常的な意思決定のあり方を多面的に検討します。女性の多婚社会については、これまで質的研究が蓄積されてきた一方で、定量的証拠は依然として限定的です。本発表は、女性の多婚が出産・子育て・社会的交渉力とどのように関連しているのかを定量的に示すことで、女性の多婚社会に関する理解を深めることを目的とします。
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<今度の予定>
5月 29日 未定
6月 5日 未定
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<今度の予定>
5月 29日 未定
6月 5日 未定
12日 門脇 誠二 先生(近藤)
19日 未定
| 問い合わせ先: |
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