東京大学大学院理学系研究科 生物科学専攻

Department of Biological Sciences
Graduate School of Science
The University of Tokyo

内部情報 【12/26】人類学演習・談話会『フィールドワークにおけるモーションキャプチャの運用と舞踊動作分析』

人類学講座・人類学セミナー

【12/26】人類学演習・談話会『フィールドワークにおけるモーションキャプチャの運用と舞踊動作分析』

日時: 2025年12月26日(金) 16:50-18:35
場所: 理学部2号館201号室
演者: 相原 進  先生(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
演題: フィールドワークにおけるモーションキャプチャの運用と舞踊動作分析
主催:
共催:
後援:

要旨

本発表では、ガーナおよびエチオピアの事例をもとに、フィールドワークにおけるモーションキャプチャ(映像式および光学式)を用いた舞踊動作分析について紹介する。モーションキャプチャを用いることによる利点の1つは、本来は演じられたその場で消えてしまう舞踊動作について、これを数値データ化して記録し、数理的に検証できる点にある。
 ガーナの事例では、ダンサーを日本に招聘して実施した光学式モーションキャプチャを用いている。光学式モーションキャプチャは大掛かりな設備を要するものの、データの精度は高い。本発表では舞踊の動作記録を用いて、ガーナをはじめとするアフリカの舞踊動作における特徴である「動作の多中心性」および、各部位の「強調と抑制」の関係を明らかにした研究を紹介する。
 エチオピアの事例では、現地調査において実施した映像式モーションキャプチャを用いている。映像式モーションキャプチャは、調査地に複数台のビデオカメラを持ち込んでデータを記録することが可能でかつ、高価な機材や大掛かりな設備を必要としない一方で、精度では光学式に劣る。本発表では、エチオピアのトップダンサーによる状況に応じた動作の演じ分けの分析および、動作の周期性(リズム)のコントロールに関する研究を紹介する。また、フィールドで収録した映像資料をもとに動作分析を行う際に、映像収録の段階で必要となる準備や作業についても紹介する。


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<今度の予定>
 1月   9日 水野 文月 先生(黒崎)
  16日 共通テストのため休講
  23日 五月女 康作 先生(大橋) 今期最終回

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