東京大学大学院理学系研究科 生物科学専攻

Department of Biological Sciences
Graduate School of Science
The University of Tokyo

内部情報 第1544回生物科学セミナー『私の生物学: 60年前、現在、そして未来』

生物科学セミナー

第1544回生物科学セミナー『私の生物学: 60年前、現在、そして未来』

日時: 2025年9月4日(木) 15:30-17:30
場所: 理学部2号館264号室(第4講義室)
演者: 堀田凱樹先生(東京大学理学部物理学科 名誉教授)
演題: 私の生物学: 60年前、現在、そして未来
主催:
共催:
後援:

要旨

生命科学は約半世紀ごとのパラダイムシフトを伴う大革命と、その間におきた多くの技術発展によって爆発的に進歩した。メンデル法則の再発見、ワトソン・クリック、ヒトゲノム解読などが前者であり、後者の例としては、クローニング、遺伝子導入、塩基配列高速解読、コンピュータ科学とデータベース、ゲノム編集、AIなどの進歩があげられる。
 
 私が研究者を志した1960年代は、分子遺伝学と言えばバクテリアとファージの話であり、現在のように生物進化の全貌、発生・分化・再生などの生命過程、脳など高次機能の分子レベルからネットワークレベルでの解明、などが発展することなど誰にも予想できなかった。
 
 あれから60年!(誰かのセリフ?) 怒涛の生命科学発展を体験できたことは稀有の幸運であった。その過程を振返り、どう考えて来たか、何が出来て何が出来なかったか、などをお話したい。第一線で頑張っている“若手”研究者のご参考になることがあれば幸いである。
 
 生命科学発展の「半世紀ごとの大革命」説が正しいとすると、2050年頃に次の革命が起きるはずである。それはどんなものか?セミナーの後で皆様からのフィードバックがいただければ嬉しいです。

担当

東京大学大学院理学系研究科・生物科学専攻・脳機能学研究室
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