人類学講座・人類学セミナー
【6/12】人類学演習・談話会『現生人類の拡散とネアンデルタール人消滅に関わる文化動態:西アジア(ヨルダン)での遺跡調査』
| 日時: | 2026年6月12日(金) 16:50-18:35 |
|---|---|
| 場所: | 理学部2号館201号室 |
| 演者: | 門脇 誠二 先生(東京大学総合研究博物館) |
| 演題: | 現生人類の拡散とネアンデルタール人消滅に関わる文化動態:西アジア(ヨルダン)での遺跡調査 |
| 主催: | |
| 共催: | |
| 後援: |
要旨
西アジア地域は人類がアフリカからユーラシアへ拡散した際の拠点であった。し
かし、この地域は亜熱帯高圧帯に位置するため高温乾燥の気候が卓越し、人類の
居住において水や食料が不安定になりやすい。その問題にも関わらず、人類は西
アジアを通ってユーラシアに何度も拡散した。後期更新世のホモ・サピエンス
(現生人類)もその1つである。しかもホモ・サピエンスの場合、西アジアは単
なる通過点だったわけではなく、数万年以上にわたりその地域に滞留し、集団分
化やネアンデルタール人との交雑もあった可能性が指摘されている。しかし、こ
の長い滞留の後、5万年前以降になるとホモ・サピエンスはユーラシアに急速に
拡散し、一方で拡散先にいたネアンデルタール人などの旧人は絶滅していった。
西アジアでの滞留からユーラシア広域拡散に転じた理由は何だったのか。この問
いを明らかにするために、当時の環境や文化について考古学や古気候学を含む学
際的な研究が進められている。本発表では、この課題に関連して西アジア(ヨル
ダン)において発表者が行っている遺跡調査の成果について紹介する。
かし、この地域は亜熱帯高圧帯に位置するため高温乾燥の気候が卓越し、人類の
居住において水や食料が不安定になりやすい。その問題にも関わらず、人類は西
アジアを通ってユーラシアに何度も拡散した。後期更新世のホモ・サピエンス
(現生人類)もその1つである。しかもホモ・サピエンスの場合、西アジアは単
なる通過点だったわけではなく、数万年以上にわたりその地域に滞留し、集団分
化やネアンデルタール人との交雑もあった可能性が指摘されている。しかし、こ
の長い滞留の後、5万年前以降になるとホモ・サピエンスはユーラシアに急速に
拡散し、一方で拡散先にいたネアンデルタール人などの旧人は絶滅していった。
西アジアでの滞留からユーラシア広域拡散に転じた理由は何だったのか。この問
いを明らかにするために、当時の環境や文化について考古学や古気候学を含む学
際的な研究が進められている。本発表では、この課題に関連して西アジア(ヨル
ダン)において発表者が行っている遺跡調査の成果について紹介する。
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<今度の予定>
6月 19日 未定
<今度の予定>
6月 19日 未定
26日 一色 真理子 先生(大橋)
7月 3日 中山 一大 先生
10日 田辺 秀之 先生(太田)
17日 大橋 順 先生 ※今期最終回
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