令和6年度オンキャンパスジョブ「学生の専門技術を生かした受託分析・解析」の募集について
令和6年9月24日
大学院理学系研究科生物科学専攻長
生物科学専攻の学生各位
東京大学が進めるオンキャンパスジョブ*1)の一環として、以下の事項について募集を致します。機器の使い方の指導、実験方法の指導、研究技術の指導などもオンキャンパスジョブになりますので奮ってご応募ください。
「学生の専門技術を生かした受託分析・解析」
内容
教員、研究者、他の学生からの依頼を受け、専門性を生かした研究実施、研究補助等を行う。例えば以下のような内容。
- 自身の得意とする事項について、研究や実験の一部を引き受けて実施、あるいは実施を補助する。
- 自身の得意とする事項について、研究や実験の方法を教える。
- 自身の知識や経験をもとに、研究や実験の方法についてのアドバイス(コンサルティング)を行う。
- 自身の知識や経験を活用して研究や実験のプレゼンテーション(論文、口頭発表やそれに必要な図表等含む)の指導や補助を行う。
- 自身の知識や経験をもとに、実験方法・手順等についてのマニュアルやアプリケーションフォーム・研究室ウェブサイト等を作成する。
- 自身の知識を生かして研究に必要な機器・装置の整備や化学物質の処理などの業務を行う。
注1)研究・実験については計算機上で行うドライ分野の研究・実験も含みます。
注2)作業内容の難易は問いません。
注3)補助する相手が学生でも構いません。
注4)他の研究室の構成員からの依頼によるもの(推奨)、研究室内の依頼によるもののいずれも対象とします。
注5)年間の総従事時間数が50時間を超えることが予想される場合には、運営側で内容を確認致しますので事前にご連絡下さい。
注6) 自身の学位を得るための研究は(教員から依頼された場合であっても、本ジョブの)対象とはなりません。
実施方法
今年度予算のため、令和7年3月15日までに実施するものに限ります*2)。
通常のTAと同様の出勤表による勤務管理を行います(本ジョブのための準備にかけた時間も含みます)。また、実施内容にかかる成果物を、必ず自身の研究室の研究室責任教員に予め提出し、確認を受けて下さい。成果物は、実験により得られたデータや作成したマニュアルなどを想定しています。提出されない場合は謝金の支払いができません。
毎月提出が必要な成果物
全員:
依頼者が実施結果を確認したことがわかる物(署名した成果物をスキャンしたもの、または確認メール等)
上記の1.~4.:
実験で得られたデータや作成した図表、プレゼンテーション資料、または教えた相手に何について教わったかの概略(300字程度)を記載してもらったもの。
上記の5.:
作成したマニュアル、アプリケーションフォームや研究室ウェブサイト等の説明とイメージ図
上記の6.:
業務内容(従事した時刻、業務の具体的な項目、回数など)を示すリスト
応募締め切り
10月実施業務:10月4日(金)〆、採択されたら10月15日以降業務開始
11月以降実施業務:前月10日〆、採択されたら1日以降業務開始
ただし、毎月の予算に限りがあるため、採択できない場合や、次の月の実施を控えて頂くことがあり得ることをご承知おき下さい。
応募方法
報酬は謝金として支払います。支払いの都合上、上記の通り、毎月10日までに来月以降の実施予定について以下のGoogleフォームに入力してください(あくまで予定で構いません)。応募にあたっては指導教員/研究室責任者と相談の上申請してください。内容を精査した上で採択を決定しますので申請フォームには十分詳しく記載して下さい。予算に限りがありますので、計画が決まり次第、早めの申請を推奨します。
https://forms.gle/34m8T2iaw1zkzQYy5
対象学生
博士課程在籍学生が対象です。また、将来的に大学・専攻を問わず博士課程への進学を考えている修士課程在籍学生も対象とします。
単価
博士後期課程:1時間あたり1,590円
修士課程:1時間あたり1,380円
時間数
月40時間以内を標準とする。※他の業務と被らないように注意すること
その他
注:日本学術振興会特別研究員は研究課題の研究遂行に支障が生じないことを受け入れ研究者に確認し、申請してください。
(参考) r6_1_tebiki.pdf (jsps.go.jp) p33
注:複数のオンキャンパスジョブを行う場合、年度内につき、原則2事業までの制限がありますのでご留意ください。
*1) オンキャンパスジョブとは、大学キャンパス全体にわたる未開拓の業務について、学生が本学における研究・学修活動を通じて得た知識や技能・技術を活かした新たな「ジョブ」として創出する大学の事業です。学生はこのジョブを通じて大学業務に参画することにより、自身の研究内容等についてキャンパス内で実装経験を積むとともに、経済的支援を得ることができます。RAとは異なり、自分自身の研究課題の推進を支援するものではありません(自分自身の研究課題は、オンキャンパスジョブの業務対象にはなりません)ので、ご注意下さい。
*2)令和7年3月15日までに、業務完了の上成果物の提出、承認を経て出勤表の提出が完了する必要があります。