CLE ペプチドシグナル系を介した雌蕊・花粉相互作用

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植物の生殖過程は温度変化に敏感で、軽度な温度ストレスでも結実率が低下する。しかし、ある程度の温度条件までは温度ストレスは生じないのだから、何らかの温度ストレス耐性機構が備わっていると予想される。
 私達はCLV3/ESR-related (CLE) ペプチドシグナル系が関与する新たな細胞間相互作用の解析を目指し、花粉管培養系を利用することで、CLE ペプチド受容を担う花粉のレセプター様遺伝子をいくつか発見した。それらの機能解析からある CLE ペプチドシグナル系について、高温ストレス耐性に寄与し結実率を維持するような、新規の雌蕊・花粉相互作用を担っていることがわかってきた。

 



参考文献

Endo, S., Shinohara, H., Matsubayashi, Y. and Fukuda, H.(2013)
A novel pollen-pistil interaction conferring high-temperature tolerance during reproduction via CLE45 signaling.
Current Biology 23, 1-7.