ドワーフグーラミーの脳を用いて証明されたGnRH神経系の多様性。

上図は終神経GnRH系、中図は中脳GnRH系、下図は視索前野GnRH系の細胞体(矢印の先の黒丸)と神経線維(線)を示す。免疫組織化学(上下図ではニワトリII型以外の多数のGnRHを認識する抗体もしくはサケ型GnRH抗体を,中図ではニワトリII型GnRH抗体をそれぞれ用いている)と終神経GnRH細胞群の局所破壊(中・下図)を組み合わせて得られた結果を元にして作成した模式図。終神経GnRH系と視索前野GnRH系ははサケ型GnRH、中脳GnRH系はニワトリII型GnRHを産生することが示唆されたが,その後の研究で、視索前野GnRH系はタイ型GnRHを産生する可能性が示唆されている(用いたサケ型GnRH抗体はタイ型GnRHにも交差反応する)。

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