主な研究業績

・英文誌
Yago, M. & Morita, S., 2004. A new subspecies of Poritia hewitsoni Moore from Langkawi and surrounding islands, Malaysia (Lepidoptera, Lycaenidae). Futao, 47: 16-19.

Yago, M., 2004. A new species of Horaga Moore (Lepidoptera, Lycaenidae, Lycaeninae, Theclini), with a key to the species of the subtribe Horagina. Transactions of the Lepidopterological Society of Japan, 55 (1): 13-25.　

Yago, M. & Watanabe, Y., 2003. A newly recorded hostplant of the genus Heliophorus Geyer (Lycaenidae) from Myanmar. The Butterfly Society of Japan, Butterflies, 37 : 13-14.

Yago, M. & Nakanishi, A., 2003. A new species of Heliophorus Geyer from Nepal, with a key to the Nepalese species (Lepidoptera, Lycaenidae). Bulletin de la Societe entomologique de France, 108 (1): 27-34.

Yago, M., 2002. Comparative morphology and identification of the subgenus Kulua (Lepidoptera, Lycaenidae, Heliophorus). Tijdschrift voor Entomologie, 145 (2): 145-171.

Yago, M., Saigusa, T. & Nakanishi, A., 2002. A revision of the Heliophorus kohimensis group (Lepidoptera: Lycaenidae). Entomological Science, 5 (3): 375-388.

Yago, M., 2002. Predators of lycaenid larvae (Lepidoptera, Papilionoidea) in Japan. The Butterfly Society of Japan, Butterflies, 33 : 43-51.

Yago, M. & Yata, O., 2002. Notes on the fecundity and longevity of Curetis acuta Moore (Lepidoptera: Lycaenidae). Transactions of the Lepidopterological Society of Japan, 53 (3): 180-184.　

Yago, M., Saigusa, T. & Nakanishi, A., 2000. Rediscovery of Heliophorus yunnani D'Abrera and its Systematic Position with Intrageneric Relationship in the Genus Heliophorus (Lepidoptera: Lycaenidae). Entomological Science, 3 (1): 81-100.

・和文誌
矢後勝也, 2004. 大英自然史博物館における標本管理の現状 ―昆虫部門チョウ類標本の例―. 昆虫と自然, 39 (8): 30-31.

矢後勝也・三枝豊平・百々由希子・西山智明・長谷部光泰・毛利秀雄・小田切顕一・矢田脩, 2004. ミトコンドリアDNAのND５領域に基づいて推論されたシジミチョウ科の系統関係について（鱗翅目，アゲハチョウ上科）. 蝶類DNA研究会ニュースレター, 12: 51-62.

矢田脩・八木孝司・百々由希子・西山智明・長谷部光泰・毛利秀雄・山内健生・小田切顕一・矢後勝也, 2004. ミトコンドリアDNAのND５領域に基づいて推論されたシジミチョウ科の系統関係について（鱗翅目，アゲハチョウ上科）. 蝶類DNA研究会ニュースレター, 12: 47-51.

矢後勝也, 2003. シジミチョウ科幼虫の好蟻性器官. 昆虫と自然, 38 (5): 15-20.

矢後勝也, 2002. 近年におけるシジミチョウ科の高次分類体系. 昆虫と自然, 37 (9): 23-31.

矢後勝也・三枝豊平, 2002. 世界のベニシジミ亜科 (3). 昆虫と自然, 37 (7): 31-35.

矢後勝也・三枝豊平, 2002. 世界のベニシジミ亜科 (2). 昆虫と自然, 37 (6): 29-34.

矢後勝也・三枝豊平, 2002. 世界のベニシジミ亜科 (1). 昆虫と自然, 37 (5): 29-31.

三枝豊平・矢後勝也・小田切顕一・矢田脩・谷川由希子・西山智明・長谷部光泰・毛利秀雄, 2002. ミトコンドリアDNAのND５領域に基づいて推論されたシジミチョウ科の日本産種の系統関係について（鱗翅目，アゲハチョウ上科）. 蝶類DNA研究会ニュースレター, 8: 8-18.

三枝豊平・中西明徳・矢田脩・小田切顕一・矢後勝也・桝永一宏・谷川由希子・西山智明・長谷部光泰・毛利秀雄，2001. 再びミトコンドリアDNAのND5領域に基づいて推定されたタテハチョウ科の日本産種の系統関係について（鱗翅目，アゲハチョウ上科）. 蝶類DNAニュースレター，6: 15-26. 　

矢後勝也・川上太朗・小田切顕一・土谷俊弘・矢田脩, 2001. カバマダラの福岡市における再発見と発生確認及び九州本土での分布拡大. 昆虫と自然, 36 (10): 32-36.

矢後勝也・福田治, 2001. 福岡市におけるクロツバメシジミの新産地. 月刊むし, 370: 6-7.

矢後勝也, 1996.「吉凶」（オオルリシジミShijimiaeoides divinusとミヤマシジミLycaeides argyrognomonの雌雄型）. 蝶研フィールド, 11 (2): 12-13.

矢後勝也, 1996. 神奈川県秦野市のウスイロコノマチョウの記録. 蝶研フィールド，11 (1): 22.

矢後勝也, 1995. 神奈川県で衰亡しているチョウ14種の記録. 蝶研フィールド，10 (12): 16-19.

矢後勝也, 1995. 波照間島・与那国島の特筆すべきチョウ. 蝶研フィールド, 10 (9): 15-16.

矢後勝也・遠山豊, 1994. 神奈川県のクロツバメシジミTongeia fischeri . 蝶研フィールド, 9 (9): 7-11.

・総説・図鑑等
矢後勝也・植村好延, 2004. チョウ目. In 岡島秀治（編）, ニューワイド学研の図鑑・世界の昆虫: 16-91.（株）学研, 東京.

矢後勝也・白水隆, 2002. チョウ目. In 岡島秀治（編）, 学研 原色ワイド図鑑・昆虫I: 6-97, 173-220.（株）学研, 東京.

・紀要等の論文（博士論文等）
Yago, M., 2003. Larval Morphology and Phylogeny of the Family Lycaenidae (Lepodoptera, Papilionoidea). PhD dissertation, Kyushu University, Fukuoka. 143pp., tabs. 4, figs. 223.［シジミチョウ科の幼虫の形態学および系統学（鱗翅目：アゲハチョウ上科）・博士論文］

Yago, M., 2000. A Systematic Study of the Subfamily Lycaeninae (Lepodoptera, Lycaenidae). Master's thesis, Kyushu University, Fukuoka. 121pp., figs. 95.［ベニシジミ亜科の系統分類学的研究（鱗翅目, シジミチョウ科）・修士論文］

矢後勝也, 1993. ミヤマシジミ「春日居型」Lycaeides argyrognomon (form kasugai) に関する遺伝形式と本種の生態について. 明治大学農学部応用昆虫学研究室1992年度卒業論集：74-122.［学士論文］

・学会での口頭発表
矢後勝也, 2003. シジミチョウ科の幼虫形態の多様性と系統進化［日本昆虫学会第63回全国大会　東京農業大学（厚木市）2003年10月］

矢後勝也・三枝豊平・小田切顕一・矢田脩・谷川由希子・西山智明・長谷部光泰・毛利秀雄, 2003. シジミチョウ科（鱗翅目：アゲハチョウ上科）の分子系統解析［日本昆虫学会第63回全国大会　東京農業大学（厚木市）2003年10月］

矢後勝也・嶌洪, 2002. シジミチョウ科幼虫の好蟻性器官および体表構造の比較形態学的研究［日本昆虫学会第62回全国大会　富山大学（富山市）2001年9月］

矢後勝也, 2002．近年におけるシジミチョウ科の高次分類体系［日本鱗翅学会九州支部大会 九州大学（福岡市）2002年8月］

矢後勝也, 2002. ベニシジミ亜科の属の系統分類と分子系統［基生研共同利用研究会「昆虫の遺伝的多様性と分子系統進化」岡崎コンファレンスセンター（岡崎市）2002年2月］

矢後勝也・三枝豊平・中西明徳，2001．Heliophorus kohimensis groupの分類学的再検討（Lepidoptera: Lycaenidae）［日本鱗翅学会第48回全国大会　京都府立大学（京都市）2001年11月］

矢後勝也・嶌洪, 2001. ウラギンシジミ幼虫が持つ伸縮突起の役割は？ 〜捕食者に対するおびき寄せ効果とおどし効果〜　［日本昆虫学会第61回全国大会　東北大学（仙台市）2001年9月］

矢後勝也・川上太朗・小田切顕一・土谷俊弘・矢田脩, 2000. 福岡市におけるカバマダラの発見および発生の確認［日本昆虫学会第48回九州支部大会　長崎大学（長崎市）2000年12月］

矢後勝也・Alexander L. Monastyrskii, 2000. Vietnamから発見されたHeliophorus属の未記載種および本種の系統的位置（鱗翅目：シジミチョウ科）［日本昆虫学会第48回九州支部大会　長崎大学（長崎市）2000年12月］

矢後勝也・三枝豊平, 2000. ベニシジミ亜科 (Lycaeninae) の系統と新たな高次分類体系 (鱗翅目：シジミチョウ科)［日本鱗翅学会第47回全国大会　千葉県立中央博物館（千葉市）2000年11月］

矢後勝也・三枝豊平, 2000. ベニシジミ亜科（Lycaeninae）の新たな高次分類体系［日本昆虫学会第60回全国大会　名古屋女子大学（名古屋市）2000年9月］

矢後勝也・三枝豊平, 1999. ベニシジミ亜科 Lycaeninae の高次分類の再検討［日本昆虫学会第47回九州支部大会　佐賀大学（佐賀市）1999年12月］

矢後勝也・三枝豊平, 1999. ベニシジミ亜科Lycaeninaeの系統解析における雄交尾器の重要性について［日本昆虫学会第59回全国大会　愛媛大学 (松山市) 1999年9月］

矢後勝也, 1999. ベニシジミ亜科の系統関係からみた翅形・斑紋の多様性について［日本鱗翅学会九州支部大会 九州大学（福岡）1999年6月］(特別講演)

矢後勝也・三枝豊平・石井陽一, 1998. 日本とその周辺のミヤマシジミ Lycaeides argyrognomon の分布・生態と地理的変異について［日本昆虫学会第46回九州支部大会　九州大学（福岡市）1998年12月］

矢後勝也, 三枝豊平, 1998. Heliophorus 属の epicles 群内における雌雄交尾器の地理的変異について［日本昆虫学会第46回九州支部大会　九州大学（福岡市）1998年12月］

矢後勝也・三枝豊平・中西明徳, 1998. Heliophorus yunnani の再発見及び Heliophorus 属内の本種の系統的位置について［日本昆虫学会第58回全国大会　滋賀県立大学（彦根市）1998年10月］

矢後勝也, 1993. 日本産ミヤマシジミ Lycaeides argyrognomon の分布と生態［日本鱗翅学会第40回全国大会　神奈川県政総合センター（横浜市）1993年11月］

・ポスター発表した論文
矢後勝也・矢田脩, 2001. 昆虫における地球温暖化と北進現象・2001年福岡市で発生したカバマダラ.
　　　　九州大学総合研究博物館特別展示「昆虫展」進化の舞台の主役と脇役. 2001年５月]

Yago, M. & Saigusa, T., 2000. A Systematic Study of the Subfamily Lycaeninae (Lepodoptera, Lycaenidae) [Proc. XXI. International Congress of Entomology, Iguas. Aug. 2000] 　
　第21回世界昆虫国際会議. ブラジル（イグアス）