LECTURE

公開講演会(第107回小石川植物園市民セミナー)のお知らせ

本専攻では、小石川植物園後援会との共催により、公開講演会(第107回小石川植物園市民セミナー)を、下記の通り開催します。今回は、本専攻の塚谷裕一教授(理学系研究科附属植物園園長)による、植物の姿形の多様性についてのオンライン講演(Zoomウェビナー)です。生物の形づくりの多様性を、遺伝子レベルで理解しようとする研究をエボデボ(EvoDevo)研究と言います。塚谷教授のグループでは、モデル植物のシロイヌナズナを使った実験室での研究を背景としつつ、ボルネオ島奥地のフィールド調査の経験などを活かして、地球上に見られる様々な植物の姿の多様性が生まれた仕組みの解明に向けて、エボデボ研究が進められています。本講演では、ボルネオ島熱帯雨林での調査の様子や小石川植物園で実際に見ることのできるコレクションなどの紹介も交えた、研究の最前線の解説が予定されています。植物のエボデボの面白さに触れる絶好の機会です。本学関係者や後援会会員に限らず、どなたでも参加できます。

 講師:塚谷裕一教授(東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻)
演題:「植物はどうしてこんなに形が多様なのか〜ボルネオ調査、小石川植物園のコレクションを絡めて」
日時:12月19日(土)15時〜16時30分
参加費:無料
参加登録:事前の参加登録が必要です。以下のウェビナー登録サイトから登録してください。 https://zoom.us/webinar/register/WN_C-ptzckuSR62nnfzdXOv3Q
参加方法:参加登録をされると、小石川植物園後援会からの自動返信メールにより、ウェビナーURLへのリンクが張られた案内が届きますので、そちらをクリックしてご参加ください。
問い合せ先:理学系研究科附属植物園
      杉山宗隆准教授(03-3814-0368)