第1205回生物科学セミナー
シアノバクテリアにおける光合成と光環境応答と応用
池内昌彦 教授(総合文化研究科)
2018年12月05日(水) 16:50-18:35 理学部2号館 講堂
シアノバクテリアは葉緑体の祖先生物であり、酸素発生型光合成を行う唯一の原核生物である。その多様性、単純な体制と一部の種の容易な遺伝子操作のため、様々な研究対象とされてきている。ここでは、新規光受容体による環境応答や光合成の応用による物質生産にかかわる最近の研究の動向と今後の課題について紹介する。
参考文献
池内昌彦「光合成研究と産業応用最前線」エヌ・ティー・エス、2014、pp. 63-70.