人類学演習/人類学セミナーⅢ・Ⅳ(人類学談話会)

カンボジア考古学概説

田畑 幸嗣 先生(早稲田大学 文学学術院)

2017年06月16日(Fri)    16:50-18:35  理学部2号館 402号室   

 カンボジアにおける考古学研究は、19世紀末以来、フランス植民地主義の知的表象である東洋学の一翼を担ってきていたが、内戦によってほぼ20年(実質的には30年)の中断を余儀なくされた。
1991年のカンボジア和平によってカンボジア考古学も再開されたが、それはかつての植民地考古学の繰り返しではなかった。内戦前には想像もされなかったカンボジア人研究者と外国人研究者との共同プロジェクトは数多くの成果をあげ、近年のカンボジア考古学はめざましい発展を遂げている。
講演では、内戦以降のカンボジア考古学の潮流とその成果を紹介し、さらに今後の課題や最近浮上してきた遺跡調査・保存にともなう問題点を論じてみたい

今後の予定
6/23 海部 陽介 先生
6/30 未定
7/7 近藤 修 先生