人類学演習/人類学セミナーⅠ・Ⅱ(人類学談話会)

アジアにおける人類史研究の現在2015

海部陽介准教授(国立科学博物館人類研究部・東京大学理学系研究科生物科学専攻)

2015年06月05日(金)    16:50-18:35  理学部2号館 402号室   

インドネシアのフローレス島から発見された小型原人、南シベリアにおける古代DNAによるネアンデルタール人とデニソワ人の認識、さらにホモ・サピエンスの出現と拡散をめぐる論争等、近年、アジアの人類史研究が活気づきはじめています。今回は、台湾で見つかった”第4の原人”の話題を中心に、ここ最近のアジア研究の動向を紹介します。