続研究室紹介とアジアゾウの数認知

日時:6月6日(金)16:30−18:00
場所:理学部2号館402号室
演題:続研究室紹介とアジアゾウの数認知

テーマ:続研究室紹介とアジアゾウの数認知
講演者: 石田貴文先生・入江尚子先生(人類遺伝学研究室)
講座区分:人類学談話会


要旨: 
前回、尻切れトンボになった、進路の選択について、後学のため簡単に事例を 挙げます。研究室を決める阿吽や、テーマを選ぶきっかけについてです。人類学 では比較生物学的観点から、類人猿・霊長類を研究対象としてきましたが、適応 の視点もいれ、収斂と言うことも考えると、まだまだ色々な「生き物」を視野に 入れても良いのではないかと思っています。ゾウはヒト・クジラと並び、寿命の 長い動物であり、その社会性も併せ、人類学では魅力のある生き物の1つでもあ ります。「賢い・記憶力が良い」と言われながらも。ゾウの認知能力については、 研究がすすんでいませんでした。ここ数年、ゾウの認知に関し多面的にアプロー チする、若手研究者が日本から誕生しました。そこで、ゾウの「数」に関しての 最新の知見を紹介して貰い、動物の認知能力について理解を深めたいと思います。

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